本物の愛に触れて←本気で言ってます。

あ、タイトルだけ見たらまるで新興宗教だけど（笑）、引かないで！！勧誘じゃありません。
大丈夫、きつねこの記事の1つです。

今日の記事は長い上にネガティブな内容を含むので
そーゆーのもどんと来い！！な方のみスクロールしてください。
ちなみにオチはいつものうちらしく、
マカロンに生クリームホイップしたみたいな甘さです（笑）









早くも今年の総括ですが、結論から言うと今年は本物の愛に触れて
自分の中で考え方が確実に変わりました。


今年は病気をして半年間学校に行かれなかったし、
実験もままならなかった。
実験が生きがいの1つなのに出来ない、というのは
思い出しただけでも屈辱的！！！！
←実験したことのない人はわからないかもですが
やるとハマるんですよ。
面白いことが出来ないから、つまらなくなっちゃう。
で、つまらないと死にたくなってしまうじゃないですか。
ほら、ルパンも「俺が一番恐れているのは死じゃなくて
退屈が訪れることさ」と言ってる様に、
私もこのお陰で死にたくなりました。

ラボに行かれない自分に、何の価値も見出せなかった。
自分は何をやっているのだろう。
自分がラボに行かない間に、他のメンバーは確実に実験を進めている。
・・・それなのに自分は何を？？
ただ寝ているだけしか出来ない。

こんなんで価値を見出せる訳なかった。

実験以外で自分の価値をなんとか見出そうとしても、
結局それは実験から逃げているだけでは？？

でも、とりあえず今だけは何か自分に出来る別のことを
見つけて、それに取り組んでみてもいいなじゃなかろうか？

でもでも、そんなことしてもイライラするだけかも・・・？
ものすごくイラつきながら、来る日も来る日も問題演習に取り組んだ。

1人で延々と考えても、答えの出ないことばかり考えていた。

今から思うと、そんなにイヤならイリヤ以外全部捨てて、
心機一転してもよかったかも知れなかったけど
その時は全くそんなことも考え付かないほど
自分に追い詰められていた。

誰と話しても、人の親切心ですら疎ましかった。

本気で大丈夫だと思ってるの？
そうなら根拠くらい示してよ。
私に精神論なんか通じないってわかってる？
言葉なんか、いくらだって偽れる。
行動も、演技くらいオトナなら出来るよね？

誰の言葉も、誰の優しさも、全てをはねつけて。
全部を疑っていた。
←元々疑り深い性格ですからねぇ。




そんな時、ずっと話し相手になってくれたのがイリヤだった。
私がイライラしている時は付かず離れずの微妙な距離を取る。
寂しくて仕方がないときは、鼻にたくさんちゅーしてくれた。
私が泣いてると、ベッドに潜って
「んん～」（＝もう寝る時間でしょ？）
って呼んでくれた。



元々、「目を見ただけで考えてることの８割はわかる」
と言われていた私。
イリヤにとっても、私の感情の変化はわかりやすかったかな？



で、イリヤと出した結論は、
病気なんだから、今のところ諦めてろ。
とゆーこと。

もう少し病気の発作を上手くコントロール出来るようになったら
それから実験にのめりこんでも遅くない。
今は、焦ってもイライラするだけ。
他人の研究が進もうが、私には関係ない。
私は私のペースで進めていく。
私の心は私のもの。
他人のペースなんかには乗せられない。


・・・完全に精神的に助けられちゃってますね（笑）
イリヤのことはソウルメイトと紹介してるけど、
どちらかと言うと「お兄ちゃん」の方が正解かも。。

イリヤを迎えた時から、こんな頼りない私で大丈夫だろうか？
という不安は、あるにはあった。

でもまさか、完全に精神的に支えてもらうことになるとも思わなかった。
←ま、どう考えたって普通猫を支えるのは人間ですからね（笑）

こんなに頼りなくて、精神的に不安定な私の所に来てくれたイリヤには
いくらお礼を言っても、全然足らないね。
イリヤがいても、これだけ人間の心の変化に敏感な子でなかったら
やっぱり私は孤独と友達になってただろう。

イリヤがいてくれてよかった。
イリヤが、この性格でよかった。
イリヤが、頭のいい子でよかった。

イリヤが今は諦めても、人生まるっと諦めなければ
必ず転機はやってくるって教えてくれたね。

思うに、本物の愛情って言うのは相手がダメでダメで仕方ない時でも
ずっとそばにいることかな、と。

本当の愛情だけは、相手がどんなに疑り深くなっていても、確実に届く。
実際、全ての人の言葉に反発したけれど、
イリヤがそばにいてくれる時だけは心が和んだ。

人の言葉って言うのは、相手に受け入れるだけのキャパがあって
初めて受け入れられる可能性が生まれる。

でも、猫のぬくもりは何にも考えが浮かばない時でも、
キャパが全然ない時でも、心に染み入ってくる。

両者の違いはそんなところだろうか。

正直な所、愛情は自分が愛されるために注ぐものだと思っていた。
つまり見返りを求めていた、ということ。

それが、今年イリヤと向き合って間違いだったことに気付けた。
もっとシンプルに考えればいい。

「好きだから傍にいる。それだけ！！」
イリヤの目が、そう言っているように思えてならない。



イリヤに愛されてる私だけど、実際私がイリヤにしていることといえば
遊んで、撫でて、絶賛して（＝今日も可愛い、とか、イリヤ最高、とか　笑）それだけ。
ご飯はほとんど親があげていて、トイレ掃除も朝と夜しかやってない。

こんなんで、よく私のこと好きになってくれたよな～と
思わずにはいられませんが、（いや、ホントにどこが好きなんでしょうね？）今日も朝からあっついベーゼで起こしてくれました

まぁ、つまり愛されてるってことですね。
これだけ愛されてれば、今度はやる気も出てくる！！
最近は前ほどじゃないけど、実験にも打ち込めるようになりつつあるし
これはいい兆しかも☆


最近、イリヤを抱っこしていても、自分が抱かれてるみたいに
錯覚することがあるんだけど、それはイリヤが一生懸命
私を守ろうとしてくれることの証みたいだ。


今年のことは、今年のうちに。
イリヤのお陰で、今年のうちに完治させることは出来なくても
普通の生活を送れるんだから、今はこんなとこで満足しよう。
とりあえず実験が出来れば、私は自信を取り戻せる。
実験で受けた屈辱は、実験でしか埋め合わせられない。
←これは本当。
恋愛で受けた傷が恋愛でしか癒せないのと一緒（笑）

今もタイピングしながら、ずっと傍にいてくれる。
もうそろそろ寝る時間だ。
さて、今晩も手ってつないで一緒に寝ようね。
今晩こそ一緒の夢見られるといいなぁ。。