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ソマリのイリヤに関するブログ。ふたりのらぶらぶばかっぽーぶりを文章&写真で記録したものです。動物実験していないブランドのコスメのレビューやアニマルライツについても話題にします。
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書こうかどうしようか、かなり迷ったネタなのですが、
ここは猫の保護者としての責任を明確化するという意味で
あえて書くことにしました。

一部過激な表現もありますので、それでも大丈夫な方のみどうぞ。




まだ8ヶ月の猫が、交通事故で死にました。
その子と私は面識はありません。二次元の世界でしか知らない子です。

ですが。
コチラの記事にもあるように、見ず知らずの猫だって、死に際を見るのはとても辛いことです。

人間のたった1/10しかない体が血にまみれ、内臓が口から出ている。
光を失った目は、濁っていて不気味ですらある。

こんな最期を迎えるために生きてきたんじゃないよね?
キミの家族はどこにいるの?
どうしてお外になんて出ちゃったの?
この道を渡らなければ、おウチには帰れなかったの?

すでに息絶えていた彼に、たくさん話し掛けたのを
昨日のことのように思い出します。

猫が外に出たら、自由と引き換えに得られるのは、感染症や事故に非常に高い確率であうことです。自由の代償はあまりに大きい

これはアメリカの話ですが、外出自由の猫のおよそ1/3は猫エイズか白血病のウィルスを持っているそうです。最悪の場合、両方とも。。
もう外出自由の猫たちの間では、治らない感染症が蔓延してるってことですよ。

感染症だけじゃありません。
事故で亡くなった子を見かけたことがあるんですが、本当に無残です。
こんな最期を迎えるために生まれてきたんじゃないはずのに・・・
猫は車社会で否応なしに暮らしていますが、勿論交通ルールがわかってる訳ではありません。

そしてこれが最悪のパターンですが、虐待にあうリスクだってあります。
猫たちを保護している活動をしている方の話だと、
子猫の目を子供が突っついて、失明させたそうです。
命あるものを何だと思ってるんだと憤慨しましたが
猫が嫌いな人はたっくさんいます。
そんな人に、飼われていて人懐っこい猫が近づいてしまったら・・・

どんなに危険か考えもせずに、単純に
「自由はよい」
と思ってるなら、ただのバカとしか言いようがありません。

本気で猫の幸せを考えるなら。
本気で猫を好きなら。
やることはたった一つ。

徹底した完全室内飼いです。
自分の目の届く範囲でしか、安全なんて保障できない。

もちろん、家の中には何の工夫もされていなかったら
退屈な空間でしかありません。
でも、そこにキャットタワーを設置するとか、
遊びの時間を長く取るとか、やれることはいっぱいあります。

そんな努力もしないで、事故に遭わせた人とネットで知り合いました。

お前こそそんなことネットで言ってないで本人に直接言えよってカンジですが、すでに本人には完全に努力が欠落していると感じる、ということをメールで送りました。

私のメッセージに対して、苦労話(自分はこんなに大変なのに猫の世話をしている)はする一方で、安全対策(具体的にどんなことをする予定か)そっちには一切触れられていませんでした。

安全対策でどんな方法があるか、私は具体的に意見も送りました。
それなのに、することは苦労話ばっかり。
←レスは意見した私が悪いくらいの勢いで書いてあり、実際どうやって対策をとるとか、未だ行へ不明になってる子を探すとか、具体的なことは一切ナシ。
うちは父親が無神経な人間で、猫をしょっちゅう外へ逃がしてしまうんですが、何時だろうと見つかるまで探します。だから事故に遭ったこともないし、怪我して帰ってきたこともありません。

そんなに苦労してるなら、猫と同居生活してる場合じゃないだろ。
と思います。
猫って(猫に限らず生き物全般)は、おもちゃじゃありません。
人間が猫の手も借りたいほど忙しい時に限って
「あのね、おなかがかゆくなっちゃったの。」
「でねでね、わきもかゆくなっちゃったから、かいてたら血が出ちゃったの」
なんてこともよくありました。(イリヤが6ヶ月ちょっとの時の、実際にあった話です)

何が言いたいかと言うと、「猫の体調によっては一日の行動を考え直さなければならない」ということです。
その日は徹夜でレポートを仕上げ、仕事は半休貰って、朝一番で病院に駆け込みました。で、半休貰った分、就業時間過ぎまで仕事して、そっから学校。学校が終わってから、イリヤとゆっくり過ごせるように事前に準備しておきました。

とゆーことは、必然的に金銭的にも精神的にもゆとりがなければダメとゆーことになりますよね。
逆を言うと、猫の為にゆとりを作れるか、とゆーことですね。


その人の苦労話から察するに、その人には精神的にゆとりがない様子が伺えるんですが、それなのにブリーディングをしてるんですよ。

・・・(・ω・ )
・・・( ・д⊂ヽ゛
・・・(・ω・。)

あの・・・猫一頭の管理もままならない人が、ブリーディング?
猫が何度も脱走しても、何の策も講じなかった人がブリーディング?
・・・大丈夫なんだろうか??(@_@)

私がネットを通じて交流を持たせてもらってる方の中に、ブリーダーの方も何人かいます。
ブリーディングの目的は違っても、どの方も「流石はブリーダーだ」と思わせるような、徹底した管理をしていて、私も限りなくブリーダーに近い一般人に近付こうとしているんですが。

ブリーディングは、命を作り出すこと。
目的はどうあれ、命に携わる人間である以上、生半可な気持ちでは
絶対に出来ないことだと思います。
あと、猫同居人のお手本であること。

避妊・去勢していなければ、恋の季節が来ると大きな声で鳴くし、
スプレー(=自分の縄張りをアピールするためのかけしょん)も
家のそこかしこでするし(私は提出するレポートに掛けられたこともあります。時間的にも書き直せなかったので臭いまま出した経験もあります)
しかも恋の季節は食が細くなってしまって、何も口をつけないから
あれやこれや色んなフードやおやつを試さないといけないし。
はっきり言って、好きなだけではブリーディングなんて出来ません

話は逸れましたが、とにかくブリーディングは苦労が多いってことです。
それを精神的にも金銭的にもいっぱいいっぱいな人がやったら・・・
手が回らないでしょ。

その人はどうして、迎えない愛情があるってことを考えられなかったのかな。
確かに猫との同居生活は魅力的です。
なんせ遊び相手にもなる上に、話し相手にもなるし、仕草はかわいいし、
一緒にいると気持ちがいい。安らぐ。
一緒にいるメリットはとても大きいです。

その一方で、お金は掛かるし(フード←一缶¥250くらい、おやつ、砂、おもちゃ)、早く家に帰らないと火事や空き巣が心配だし、言うこと聞いてくれなくて、朝まで抱っこしてたり(お留守番させてしまってる分、甘えんぼしたいときはとことん抱っこしたり、スキンシップをとっていました。)増えるわかめちゃんで海草サラダしようと思ってたらわかめ銜えてベッド下に駆け込むし、生肉に反応して調理の邪魔もといありがたくない方のお手伝いもしてくれるし、締め切りが迫ってる時に限って体調崩すし・・・

ざっと挙げたってこんなもんですよ。
デメリット、多過ぎだろ。。。*o_ _)oバタっ

前にも書いた記憶がありますが
どんなに疲れていても猫を優先できるだけの覚悟がなければ、
猫との同居生活なんてしないほうが猫のためです。
さっきの迎えない愛情もある、という話はここへつながってくるのです。

いいじゃないですか。
猫写真集見たり、ブリーダーのブログを探して、普通見る機会もないような乳飲み子の写真にハァハァ言ったって。←気持ち悪い?

どうしてそれで我慢できないんですか。
同居するからには、私が書いたデメリットも甘んじて受け入れる覚悟があるってことですよ?
いいんですか?

そこまで考えが及んで、初めて猫との同居を検討してもいいんだと思います。

え?お前何様のつもりかって?
私はいいんです。

イリヤの喜びが私の喜び。
イリヤが体調崩せば、仕事も実験も全部キャンセルして病院に行くし、
どんなに眠くても、イリヤが「遊ぼう」って誘ってくれたら、喜んで受けます。
ひもじかろうが一日一食になろうともイリヤの食事が優先。

これだけのことをしてますからね。

どういう飼い方(この言葉好きじゃないわ~)をしても自由ですが
責任はみな平等にあります

この責任とゆーのは、迎えたからには生涯愛し合い、生活を守り抜くということです。
だから話は冒頭に戻って、安全な生活をさせるべく日夜脱走対策を練るべきだと思います。
ここまでは同居人としての最低ライン。

そこに、個性を加えて「うちはおやつがキティカンティナよ」とか、
「ささみはフリーズドライに限る」とか「おもちゃより紐のほうがいいわ」とか、そーゆー話題で盛り上がるのもいいと思うのです。

要約すると、猫と同居するキャパも努力もないくせに猫と同居なんかするなということになります。

労せずして手に入るものなんか1つもありません。
学位も、猫とのお楽しみライフも、なにもかも努力の末に手に入るもの。
そこまで努力して、初めてうちに猫を迎えられるのです。

まとめ
どんな風に猫との同居生活を楽しんでも、それは自由だ
自由だが、猫の保護者としての責任はブリーダーだろうが一般の同居人だろうがいっしょだ。
責任とは、終生健康に配慮し、安全な生活空間を提供し、最高のパートナーになることの3点だ。

ってとこでしょうか。
根拠のないニセモノな愛なんかクソくらえだ!!


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無題
お外に出したら、いりんぼさんも仰るように様々な「取り返しの付かない」危険がたくさんありますよね。
ちょっと考えただけでもスグ分かるようなことなのに
未だに飼い猫を出入り自由にしているケースは少なくないようですね。
「自由」といえば聞こえは良いけれど・・・飼い主としての責任を放棄しているというか、危機予測できないのか?と思います。

去勢や避妊手術に関しても自然のままが一番幸せなのだといい、外には自由に遊びに行かせる・・・この行為の行く先はもう言うまでもないですが、魔のスパイラルですよね。。。

やっぱり・・・出しちゃダメです!
絶対に。。。





ネージュ| URL| 2008/07/07(Mon)20:42:08| 編集
全く同感です。
>「自由」といえば聞こえは良いけれど・・・飼い主としての責任を放棄しているというか、危機予測できないのか?と思います。
私も全く同感です。
考えられる限りの危機を予測し、それを回避するのは
私たちオーナーの役割です。
キャットタワー1つ選ぶのだって、転倒の心配はないのかとか、
色々考えてなかなか一歩を踏み出せなかったりするのに。

猫を出した人の悪口を言う訳ではないですが、知的水準が低すぎる!
理論的に考えても、感情論で動いても猫を外出禁止にするのは当然のことです。

この人のいけないところは、間違いを認めて訂正しないことです。
間違いは誰にでもあることです。
私や私の母も、ノアちゃんのブリーダーさんに出会っていなかったらこんなに
危機意識は高くなかったかもしれませんが、自分よりも猫歴の長い人に
「そんな同居生活は間違っていますよ」と指摘されたら、ひとまず考えればいいじゃないですか。本当にそれは間違いなのか否か、じっくり考え、疑問に思うことがあれば率直に相手にぶつける。
で、自分の意見はこうだと議論して、お互いの意見に磨きをかけていくのが理想だと思います。
それを頭ごなしに否定するなんて、全く馬鹿げてる。
学会発表のときなんかもそうなんですが、出来ない人に限って相手の意見を否定することに終始する傾向にあるので、これだけはやっちゃいけないんだな~と思ってます。

取り返しのつかないことになってから手を打つのでは遅すぎる。
せめて他の脱走した猫たちだけでも生きて帰ってきてくれればいいのですが。
それを願う以外、私にはどうしようもないようです。。。
【2008/07/10 01:39】
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↑ケルビムという沖縄のNPO団体のやってるあしながおじさんのページにいけます。
恵まれない境遇の子、なんとかしてあげたいけど、実際に家には置けないよねという方は多いと思います。
そんなアナタ、不幸な子の生活費を負担するという方法がありますよ!!
詳しくはリンク先でどうぞ♪



↑以前メールを紹介させて頂いたかにさんの所属するグループ catnapです。
センターに持ち込まれた犬猫のケアをし、
一般家庭に譲渡するという活動をしています。
かわいいにゃんこがたくさん!

同盟バナー猫中動


イリヤのこと
dc16512a.jpg☆二人の馴れ初め☆
イリヤとの出会いは06.03.05.ブリーダーさんの家で、私が一目ぼれして。きれいなアーモンド形の目、抜群にいいイヤーセット、仕草の可愛らしさ。。。どれも昨日のことのように思い出せます。一目ぼれして早1年。今も変わらないかわいらしさで私といてくれます。私の大事な宝物。

☆イリヤの名前の由来☆
読んでいた本の中で気に入った単語のirya。ただ私がイリアだと発音しづらかったので、イリヤに変更。名前通り、特別な存在になってくれました。

☆一緒に居て思うこと☆
猫は育てたようにしか育たない。性格はものすごく私と似ています。気に入ったものは誰にも譲らない、良くも悪くも物事の限度を知らない、大食漢etc・・似ていないところは子供好きかそうでないかぐらい。

☆好きなもの☆
☆カニ、エビ(甘エビ、むきエビ)、カニカマ、鯛、サーモン、羽じゃらし、カサカサじゃらし、コンコン羽根、あとはきっと書いている人のこと♪

イリヤはそんな猫です。
るいのこと
かわいいかわいい、ブルーの女の子。ずっと憧れだったブルーのかわいこちゃんが我が家にやってきたのは11,11,13のこと。赤ちゃんの頃からとてもお利口さんな子です。写真を撮らせて、と言うときちんとカメラ目線。(当時1ヶ月)少しだけ神経質だけど、とびきり甘えん坊な私の妹分です。いつも私にぴったりくっついているので、母親が「ぴっとん」と命名。 好物はおもちゃ全般とトンネル、タワーから見るお外の景色。 鳥よりもご近所の野良さんの方が興味あるみたい。 夜寝るときは一緒のお布団で寝ます。布団の中にまで入ってきてくれる子は初めてなので、毎朝肩が凝ってもずっと腕枕しています♥ 女の子はまた男の子と違った甘え方で、かわいらしいですね。 最近大人になってきて、ますますしっぽがふわふわ。まさしくきつねこ!です。
主な登場人物

カンタンに自己紹介すると・・・
書いている人=イリヤから見ると「ねね」(=お姉ちゃんのこと)

大事なものはソマリのイリヤと自分ww←自分で書いておいて言うのもナンだけど、結構キモ(笑)
好きなのは読書(ルポ、判決文など。作り話はどうも・・・)手芸(ビーズアクセ作りにハマる。編み物は苦手っぽい)、調査(主に殺人事件の詳細を調べるのが好き。)、専門は有機化学(糖鎖の合成をする時に使う新規フルオラスタグの開発)でした。
現在は訳あって合成屋ではなく分析屋見習い。Drを狙うアラサー女子。

よく出てくる人たち
にゃんこ家族
ノアちゃん 私達家族にとって初めてのにゃんこ。おっとりしていて理解力があるので、猫神には「スターターキット」と言われている(笑)イリヤとはまったり仲間。よくお風呂場やストーブ前で仲良くくっついている。衝撃的にかわいかった子猫時代から素敵なレディに大変身★通称うーこ。

ロンロン 
ノアちゃんの弟。イリヤに兄貴風吹かせる一方でおんにゃのこチームには乱暴な面も。何が悪いんだ,,,典型的な内弁慶でお客さんが怖い。家族にはすごく甘えん坊で、特に弟と仲がいい。通称たみちゃん。

ロゼ
 ノアちゃんの妹。初めてポチポチ豹柄猫!!でも小さい頃は目がヘビっぽかった。(今だから言えるけど)多分イリヤと一番よく遊んでる。あだ名は小テト。最高にcuteで、書いてる人のことが大好き♥人間のひざの上でまったりしたり、指を舐めてくれる。

アン 
うどん屋でお客の残したかまぼこをねだっていた所をうちの母親が保護。「アン」と鳴くので名前がアン。
イリヤにはよくキャッチ&リリースされて弄ばれているような・・・本当はみんなの面倒を見たいおばあちゃん猫。(みんなの耳の匂いを優しく嗅いで舐めてあげようとする)動きは家の中で一番機敏。

人間の家族
母親 主に猫の面倒を見てる人。怒ると怖い。ノアちゃん至上主義でなんでもノアちゃんが最優先な人。

弟 気が向いたときだけ猫を構う。猫の世話は一切ナシ。ロンロンと大の仲良し。 

父親 しつこくするから基本嫌われているが本人に自覚ナシ。

書いている人 猫トイレの片付け&猫達のお遊びのお相手。イリヤといちゃいちゃすることに生き甲斐を見出している。

その他よく名前が出てくる人
イリヤのブリーダーさん
名門キャッテリーのオーナー。容姿端麗で性格抜群なソマリを多数輩出。書いている人の憧れ。

猫神
うちのオシ3兄弟のブリーダーさん。ショーでいっぱいおリボンもらえるようなオシをブリーディングしている。猫のことならほぼ全てを知っていると思われる。自分のブリーディングでないイリヤのことも相談に乗ってくれるのでとてもありがたい。博識で面倒見がいい。


 

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